【解説】プリーツに適した素材とは?

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こんにちは。Apparel Brand PlannerYossyです。

前回はプリーツ加工の基礎知識についてお伝えしました。

実はプリーツ加工には素材によってはプリーツが取れやすかったり、プリーツ加工がされにくい素材があります。
商品にした際にクレームにもなりかねませんので、プリーツに適した素材がどんな物なのかしっかり覚えておきましょう。

 

プリーツ加工に適した素材とは?

プリーツ加工はどんな素材でも可能ですが、素材によってプリーツの耐久性が変わります。

綿・シルク・レーヨン
プリーツの耐久性が弱く、水にぬれるとプリーツが消えてしまいます。

ポリエステル・トリアセテート(また、それらを60%以上含む混紡織物)
 耐久性が強く、水に濡れてもプリーツ加工が取れにくいです。

ウール
 シロセット加工と呼ばれる形状記憶加工を施すことにより耐久性の強いプリーツ加工をすこことが可能です。

プリーツを施すにはプリーツ強化加工の必要が要らないポリエステルかトリアアセテートの素材を使用するのが確実です。

ポリエステル60%以上の素材でも、ポリエステル/レーヨンのようにレーヨンを含むとプリーツが取れやすくなります。

プリーツアイテムだと落ち感も出したいという点でポリエステル/レーヨンを選びたくなるシーンがありますが、プリーツが取れやすい危険性があるので注意しましょう。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

Apparel Brand Planner のヴェッド 好美です☆ 美大卒業後、現在は商社でヤングカジュアル向けのデザイナーをしています。 今後の自分の人生を考えて「会社員」としてではなく、「個人」として今まで培ってきた強みを活かしながら「ワクワク」を感じられる仕事をしていきたいと考え『Apparel Brand Planner』としての活動を始めました☆