【今更聞けない!】ファッショントレンドの生まれ方 簡単解説!

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こんにちは。Apparel Brand PlannerのYossyです♡

ファッションのトレンドって時代の流れで突発的に生まれているように感じるかもしれませんが、大元は世界で共通の決まった流れに従って生まれています。

どんな流れで生まれるのでしょうか?

今回はファッショントレンドの生まれ方について解説します。

ファッショントレンドはどうやってできるの??

ファッショントレンドは下の図のような流れで生まれます。

では、これらを詳しく見ていきたいと思います。

①流行カラーの決定

実売期から約2年前

ファッショントレンドの中で一番最初に決定されるのは「トレンド色」です。

「インターカラー(国際流行色委員会)」により、流行色が決定されます。

インターカラーとは、世界14カ国(オーストリア/中 国/コロンビア/チェコ/イギリス/フィンランド/フランス/ハンガリー/イタリア/日本/韓国/ポルトガル/スイス/トルコ)からなる、国際間で流行色を選定する唯一の機関です。

実売期の約2年前に、加盟各国が提案色を持ち寄って

6月→春夏のカラー
12月→秋冬のカラー

を選定します。

このインターカラーによる選定色を基に、世界各国でトレンドカラーの方向性が決まります。

②ファッショントレンドの方向性の決定

実売期から約1年半前

次に決定されるのは「ファッショントレンドの方向性」です。

インターカラーの選定色を受けて、欧米のトレンド情報会社が

カラー、素材、シルエットなど

総合的なファッショントレンドを予測し、情報を発信します。

欧米のトレンド情報会社からの情報を元に、デザイナーは「デザイン」を、テキスタイル(生地)メーカーやヤーン(糸)メーカーは「素材」を開発していきます。

日本では、「社団法人 日本流行色協会(JAFCA)」から「アドバンスカラー・ファッションカラー」がこの時期に発表されます。

③素材の方向性の決定

実売期から約1年前

次に決まるのは「素材」です。

実売期の約1年半~1年前に、糸の展示会である「ヤーン展」を始め各種の素材展示会が開催され、それらの情報を元に素材の方向性が決められます。

パリで開催される展示会「エキスポフィル」や、フィレンツェで開催される「ピッティ・フィラティ」などが有名です。

その後、服地の展示会である「テキスタイル展」が行われます。 国際的に影響力があり、特にメジャーな展示会としてはパリで開催される「プルミエール・ヴィジョン」です。

④コレクション発表や展示会開催

実売期から半年前

次に行われるのはデザイナーやブランドによる「コレクション発表や展示会の開催」です。

①〜③までの情報を元に
パリ、ミラノ、ロンドン、ニューヨーク、東京、マドリードにて「デザイナーコレクション」が実売期の約半年前から開催されます。

所謂、パリコレや東コレと言われるコレクションの事です。

また、それに引続いてコレクション情報も元にしながら各アパレルメーカーの展示会も行われます。

コレクションや展示会の情報が国内の一般ファッション誌やネットでトレンド情報が発信され、またその情報を元にトレンドが落とし込まれていきます。

⑤実売期

商品生産が行われて店頭に商品が並びます。

いかがでしたか?

大きな流れとしてはこのような決まりがあってトレンドは生まれるのです。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

Apparel Brand Planner のヴェッド 好美です☆ 美大卒業後、現在は商社でヤングカジュアル向けのデザイナーをしています。 今後の自分の人生を考えて「会社員」としてではなく、「個人」として今まで培ってきた強みを活かしながら「ワクワク」を感じられる仕事をしていきたいと考え『Apparel Brand Planner』としての活動を始めました☆