こんにちは。Apparel Brand Planner のYossyです。
今回からはコレクションに関する基本的なことについてお伝えします。
世界的に行われているトレンドのコレクションには大きく分けて
・オートクチュール
・プレタポルテ
の2つに分かれます。
では、プレタポルテとオートクチュールの違いは何でしょう??
プレタポルテとオートクチュールの違いって??
わかりやすく言うと、
オートクチュール→高級 オーダーメイド服
プレタポルテ→高級 既製服
となります。
オーダーメイドか既製服かの違いです。
ではもう少しオートクチュールとプレタポルテを詳しく見てみましょう。
オートクチュールとは?
オートクチュールとは注文によってその顧客に合わせて仕立てられるオーダーメイドの一点物のことです。
特に高級服やその店のことを、オートクチュールといいます。
オートクチュールはフランスで生まれたもので、フランス語でhaute(オート)は「高級」を意味し、couture(クチュール)は「仕立て服」のことを意味します。
20世紀初めまで、当時は高級仕立て屋が沢山あり、一方的に顧客から注文があったり、顧客が好みのデザインを指定しながらデザイナーと相談して服作りをするなど、様々な形式のお店が存在していました。
1868年に高級仕立て屋を「シャンブル・サンディカ(パリ・オートクチュール組合)」として組織化したことで統一し、規定も設けられました。
1年に2度のコレクションを開催することや、アトリエの常駐スタッフの数など多くの規定が設けられ、オートクチュールとしてこれをクリアしなければなりませんでしたが、規定は年々緩くなっています。
現在は毎年1月と7月の2回開催されるパリ・オートクチュール・コレクションにはサンディカ加盟店とフランス国外招待メンバーと、招待されたブランドだけが参加できるようになっています。
プレタポルテとは?
プレタポルテとは既製服のことで、日本では「高級既製服」を意味します。
既製品=大量生産で粗悪であるマイナスイメージも込められていたため、粗悪なものと区別するために高級既製服のことをプレタポルテと呼ぶようになりました。
パリ・コレクションは、以前はオートクチュール・コレクションが盛んでしたが、最近ではプレタポルテ・コレクションの規模が広がってきたことから、現在、「パリ・コレクション」というとプレタポルテ・コレクションのことをさすことがほとんどです。
オートクチュールを専門に扱っていたブランドも、現在ではプレタポルテも手掛けるようになりました。
それでも、引き続きオートクチュール・コレクションを発表しているのはブランドとしての品格を保つためと言われています。
次回はコレクションの開催時期などについてお伝えします♡
ブログなどに載せないここだけの最新をお届けします♡
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