こんにちは。Apprel Brand PlannerのYossyです♡
前回はOEMとODMの違いをお伝えしました。
今回はOEMとODMに並んで絶対知っておきたい「SPA」について解説します。
SPAとは?
SPAとは何でしょうか??
SPAとは(speciality store retailer of private label apparel)の略で「製造小売業」という意味です。
卸売りをせず、自社製品を自前の小売店で販売する企業のことでアパレルメーカーの機能と専門店の機能が一体となった業態のことを指し、日本では「ユニクロ」などが代表的な例といえます。
SPAの起源は、アメリカのGAP(ギャップ)社が1980年代後半に自らの業態を説明するのに「SPA」を使用したことからです。
日本では90年代に「OZOC」のワールド、「コムサデモード」のファイブフォックスなどが先頭に立ちスタートし、その後SPA型の企業が順調に業績を伸ばしたことから、SPAは注目されました。
SPAのメリットとは?
SPAの登場まで日本の大手アパレルの形態の多くは、オンワードや三陽商会などのようなアパレルメーカーが洋服を製造し、それを百貨店などに納めて百貨店で売ってもらう、といった形態が主でしたが、 売れなかった商品についてはアパレルメーカーに返品されるため、在庫のリスクも大きいのが問題でした。
しかし、SPAは企画から製造・小売までを一貫して行うため、消費者の好みの移り変わりを迅速に製品に反映させ、在庫のコントロールが行いやすいのがメリットです。
そのため期中企画商品(実シーズンに入ってから企画する商品)の生産が可能になり、短期間で生産するQR生産が可能になりました。
また、SPAは
・「メーカー発のSPA企業」
・「専門店発のSPA企業」
2種類に分類されます。
「メーカー発のSPAタイプ」→元々が製造業(メーカー)なので、モノづくりのノウハウを強みとして運営しています。
「専門店発のSPAタイプ」→小売りのノウハウを活かした戦略を強みとしており、「ユニクロ」など、近年業績が好調なSPAにはこちらのタイプが多くみられます。
SPAの仕組みやメリットについてお伝えしました。
こう見ると、SPAってメリットが多く感じませんか??
しかし、メリットがあればデメリットもあります。
次回はSPAの抱える問題点について迫ってみたいと思います。
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