【ここだけ】アパレル業界での繊維商社の立ち位置

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こんにちは。 Apparel Band PlannerのYossyです♡

前回は川上・川中・川下のお話をしました。
今回はその中の一部になりますが、繊維商社の世界に迫ろうと思います。

繊維商社って何??

商社というと総合商社を思い浮かべる方が多いでしょう。
総合商社は超巨大企業で繊維に限らず金融・エネルギー・鉄鋼・食品などなど・・・あらゆるものを取り扱います。

その中で、繊維・食品などある部門に専門性を持った商社のことを専門商社と言います。
多くの商社はこの専門商社になります。

また、繊維に関する専門商社のことを繊維商社と言います。

繊維商社の歴史を話すと、戦前に繊維専門商社としてスタートした主要商社を総称して「関西五綿」と呼んでいました。

関西五綿とは、

・伊藤忠商事
・丸紅
・トーメン(現:豊田通商)
・ニチメン(現:双日)
・兼松繊維
の5社のことを言います。

この5社は、繊維商社として綿花を輸入し、綿糸や綿布などの繊維製品を輸出しており、それが当時の日本の主要な輸出品でした。

繊維商社の立ち位置は?

では、繊維商社は川上・川中・川下のどれにあてはまるのでしょうか?

本来の繊維商社はアパレルメーカーやアパレルブランド向けに

原料調達 ⇨ 生地を生産 ⇨ 商品生産 ⇨ 小売業へ卸す

といういわゆるOEMとしての機能が主でした。

川上と川中の部分です。

しかし、昨今の早いトレンドの移り変わりに対応するために繊維商社もODM機能をつけて商品企画の提案からすることも多くなりました。

また、自社のブランド(PB)を設立して小売業まで行う企業もあり、
川上から川下までを一気通貫で行う企業も出てきています。

つまり、以前までも 概念にとらわれず繊維商社のなかでも様々な業態が出てきています。

繊維商社の大枠についてお伝えしました。
次回はもう少し繊維商社の現状についてお伝えします。

 

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Apparel Brand Planner のヴェッド 好美です☆ 美大卒業後、現在は商社でヤングカジュアル向けのデザイナーをしています。 今後の自分の人生を考えて「会社員」としてではなく、「個人」として今まで培ってきた強みを活かしながら「ワクワク」を感じられる仕事をしていきたいと考え『Apparel Brand Planner』としての活動を始めました☆