【知っておきたい】甘撚り生地と度詰め生地について

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こんにちは。Apparel Brand PlannerのYossyです。

前回は糸番手前々回は打ち込み本数についてお伝えしました。

今回は目付けに関するお話をさせていただきます。

目付けについて

糸番手を変えると生地の厚さが変わるということをお話しましたが
これは布帛もカットも同じです。
また、打ち込み本数を減らしたり、増やしたりすると 生地のハリや落ち感、やわらかさなどの
風合いが変わることをお伝えしましたが、こちらは織物(布帛)のお話です。
では、カットの場合はどのように風合いなど変えるのでしょうか?
カットの場合は「目付け」を変えることが風合いを変える一つの手法としてあります。

甘撚り生地と度詰め生地について

目付けは生地の1m四方の重さのことです。
(韓国などは1y四方の表記のところもあります。)
その1m四方の生地の編み方をきつくすることで目付け重くすることが可能です。
また、反対に緩く編むことで目付けを軽くすることが可能です。
現状の生地よりも
きつく編むこと ⇒ 度詰めにする
緩く編むこと  ⇒ 甘撚りにする
 といいます。
そして、
度詰めの状態で編まれている生地 ⇒ 度詰め生地
甘撚りの状態で編まれている生地 ⇒ 甘撚り生地  
 と言います。
例えば、170/m2の生地の目付けを少しだけUPさせたいと思ったら、
190/m2とか、200/m2とかに目付けをUPさせるということです。
度詰めにされた生地は生地が固くハリがあります。
甘撚りにされた生地は生地がやわらかく、落ち感が出ます。
甘撚りにされた生地はガーゼの様に透けた見え方をしているものもあるため、
生地によっては
・ガーゼ天竺
・ガーゼ裏毛
 などと呼ばれることもあります。

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ABOUTこの記事をかいた人

Apparel Brand Planner のヴェッド 好美です☆ 美大卒業後、現在は商社でヤングカジュアル向けのデザイナーをしています。 今後の自分の人生を考えて「会社員」としてではなく、「個人」として今まで培ってきた強みを活かしながら「ワクワク」を感じられる仕事をしていきたいと考え『Apparel Brand Planner』としての活動を始めました☆